当社は「私たちは私たち自身とお客様に幸せと感動を永続的に提供し心温まる地域社会づくりに貢献する」という理念のもと、社員ひとり一人がサービスを提供しています。また、SDGsの考えにも賛同し、株式会社ときわとして持続可能な世界の実現をめざします。 自分たちに出来ることを探し、毎年部署ごとにテーマを決めて実行しています。また、半年に一度開催する全社会議にて取り組みの内容を発表しフィードバックをすることで、より良い取り組みへと改善を続けています。
エシカルをテーマにした
結婚式を提案
2021年11月14日・23日・27日、ノビアノビオにおいてエシカルをテーマにしたウエディングフェアを開催しました。自分たちらしい「エシカルなモノ・コト」の選択を人生最幸の一日にふさわしくゲストはもちろん、地球にも思いやりと幸せが連鎖するエシカルウエディング。「自分たちの結婚式を通じて世界中の誰かも幸せになれば、よりHAPPY じゃありませんか?」というキャッチコピーのもと、フェアの試食メニューに地元の食材を使用し、シェフから参加者に対して地産地消やフードマイレージについて説明するなど、当日は様々な「エシカル」なアイテムを提案しました。
ご提案内容の一例として、一般的に紙製品の引出物袋を日常生活で繰り返し使用できる布製のエコバックにできること。森林資源の節約のために、WEB招待状の活用や、メニュー表などの紙アイテムも再生紙を選べること。会場内の装花をアートやドライフラワーで代用することでロスフラワーを削減できること。フェアトレードをはじめ各種認定ラベルの引出物商品や食材等のご紹介などを行いました。
今後も引き続き、フェア以外でもエシカルなアイテムを提案していきます。
食材のロスや食べ残しを減らす
ドリンクの飲み残しの計量を2018年2月から実施しています。宴会でのドリンクの持ち回りは最小限にし、会場内にバーカウンターを設置することで、飲み残しを2~3%削減することができました。
宴席の開始直後30分間と終了10分前は、歓談をせずに食事に集中してもらうことで、食べ残しを減らす「30:10(さんまるいちまる)運動」を取り入れています。司会者や幹事の方からゲストへアナウンスしていただくことで、食べ残しの減少に繋がっています。また、料理の提供方法をテーブルごとの卓盛りビュッフェにすることで、必要以上の料理を作りすぎず、食材ロスを最小限にしています。
プラスチック削減、廃棄物の削減
全社的に、プラスチック製品の使用量削減に努めています。また、宴席後に出る使用済みの割りばしをリサイクルする活動にも参加しています。ゴミを削減することで環境保全にも繋がっています。
2021年5月にオープンした雑貨店「LIPLUS」では、SDGsやecoを意識した商品を積極的に仕入、販売をしています。包装紙やリボンの廃材を再活用し新たな用途で利活用する取り組みも行っています。
那賀高等学校の服活に協力
2022年5月から徳島県立那賀高等学校の「服活」についてブライダルコアときわとレンタルブティックアズ店舗で衣類回収BOXを設置しました。回収した衣類にシミや汚れがあった場合は、当社のクリーニング施設でシミ抜きをするなどして、1点でも多くの衣類を提供できるようにしている。2022年11月末までで約250着を「服活」に提供しています。
リメイク商品の開発
近年では新郎新婦様のお母さまも和服ではなく洋服で参加される方が増えてきています。通常であれば処分してしまう黒留袖をドレスや七五三の衣装に仕立て直しました。その他にも古くなったり一部だけ汚れたりした帯をクラッチバッグや、髪飾りにリメイクし、新しい商品として生まれ変わらせる取り組みをしています。
環境への負荷に配慮した商品を選択
ブライダルメーカーでもSDGsに取り組んでおり、次のような商品が次々と開発されています。当社ではこれら商品を積極的に仕入れています。
コットンリンターを原料とした再生セルロース繊維「ベンベルグ」の裏地を使ったドレスや、日本で回収されたPETボトルを原材料にしたリサイクル繊維でできた生地を使用したドレス。また、日本国内産のめん羊(化学薬品による処理無しのオーガニック素材)を使ったタキシードや、本来廃棄されるサトウキビの搾りかす「バガス」を原料とした釦を使用したタキシードなど。